ドコモ、24年内に眼鏡型端末 「次の柱」メタバース開拓
NTTドコモは26日、眼鏡型の拡張現実(AR)端末を2024年半ばに発売すると発表した。軽量・薄型とすることで使い勝手を高め、仮想空間「メタバース」向け需要を掘り起こす。スマートフォン市場が成熟する中、米アップルなどもゴーグル型端末を発売しており、「スマホの次」を巡る争いが激しくなってきた。
端末はドコモ子会社のNTTコノキュー(東京・千代田)とシャープの共同出資会社が開発する。価格は非公表だが、高価格帯スマホと同程度の10万円台が目安となる。まずはスマホと連動させてスマホ画面や仮想現実(VR)の光景をレンズに映し、ブラウザの閲覧や経路案内などに対応する。将来は端末のみで操作できるようにする。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC20CDF0Q4A220C2000000/