関税収入を確保するには

投稿者: きくずみん 投稿日:

関税率を高くすると、一方では消費が減少し、他方では密貿易が増加して、関税率がもっと低かったときより関税収入が減少することが多い。

関税収入の減少が消費減少の結果であれば、解決策は一つしかない。

関税率の引き下げである。

国富論第五編第二章第二節第四項その2 消費財に対する税金

人々が豊かになるのはあくまで「消費すること」であり、外国製品を消費することも例外ではなく、人々がそれだけ豊かになった証拠である。

高関税をかけることにる外国製品の消費の減少は、けっして国内経済に良い影響を与えることはない。

国内での外国商品の需要が減少することによって関税収入が減少し、財政収入の減少につながることになる。

密貿易を難しくするには、密貿易をもっと効果的に防げる制度を作るしかない。

物品税の制度が関税の制度にくらべて、はるかに効果的に脱税を防ぎ、難しくしていることは、これまでの実績から明らかだと思える。

税の種類の違いを考慮したうえで、物品税の制度を最大限に関税の制度にとりいれれば、密貿易がはるかに難しくなる可能性がある。

具体的には・・関税がかかる商品の輸入商が、輸入した商品を自分の倉庫に運ぶのか、公設倉庫におさめるのか、選択できるようにする。

国富論第五編第二章第二節第四項その2 消費財に対する税金

物品税の制度が優れているのは、税金を支払って贅沢品を消費するかどうかを消費者が選択できる点にあった。

輸入関税についても、税金を支払う輸入商に選択させる制度を作るというものである。

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