日本の歴史#2(江戸時代後期)
田沼時代
https://ja.wikipedia.org/wiki/田沼時代
せっかく肖像画が拾えるので、「感性と理論」というサイトなんだから、まずは感覚的に「感性」でとらえてみようか。
この田沼意次の肖像画と同時代のイギリス王ジョージ二世( 在位1727年 – 1760年)の肖像画を比べてみよう。
日本画と西洋画の特性を考えれば、絵的に地味になるのは当然なんで、それほど日本人が貧しい感じはしないという印象。
というか、田沼意次は当時の権力者ではあるが「王」ではない。なので当時の将軍の肖像画を拾ってくる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/徳川将軍一覧
少々立派になるが、そう変わり映えはしない。おそらく衣装の材質(絹?)としては劣っていないだろう。ただ、ジョージ二世の全体の雰囲気が豪華に感じるのは西洋画というだけでなく周囲の装飾の違いか。
装飾品で比較するなら、当時に日本国元首「帝(ミカド)」の肖像画を拾ってこないと・・・。
周囲をとくに豪華に装飾しているわけではなく、装束も将軍とあまり変わり映えはしない・・・。
肖像画では文化の違いもあるし、はっきり文明の差があるのかないのかわからない。
やはり、国力といえば当時は軍事力、イギリス軍の兵士と日本の武士を比べてみよう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ独立戦争
18世紀後半といえば、欧米はアメリカ独立戦争、フランス革命の時代、そのときの軍服、衣装
https://ja.wikipedia.org/wiki/広南従四位白象
徳川吉宗は象を購入したらしい。この時代の世相のヒントになる。