ピュアオーディオ始めよう

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ピュアオーディオ始めよう

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ピュアオーディオって何?

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もちろん、ピュアオーディオなんで、どんな「機材」を揃えればいいのか?で始まる。

ピュアオーディオ、「機材で音源を再生する」ことばかりに関心が一定しまう。


でも、ふと思いついた。

しかし、重要なのはどんな音で「聞こえるか」つまり聴覚、人間の感性。

その感性に一番影響を与えるのは、もちろん「再生される音源」なのかもしれないが他に重要な要因がある。

その音が「聞こえる」環境である。

つまり、スピーカーの振動が空気振動を作って「音波」となって聞こえてくる。

そして、その音波が空気を伝って耳に届くまでには、その部屋特有の「反射」「吸収」「通過」が音波に影響を与える。

そして「聞こえる音」でもっとも余計で厄介なのが「反射」だ。

音源から発生する音とは異なる反射音、所謂「こだま」である。

例えば、モバイルのブルートゥーススピーカーを、自分の部屋に置いたときと、風呂に置いたときとでは、聞こえてくる音は格段に違うだろう。

風呂場であればその反射する「こだま」は発生源からほとんど遅延することなく耳に届くので、「サステイン」「反響」状態となって「よく響く」とだけ感じるかもしれない。

しかし、もっと大きな部屋、会場で聴く場合は、その反射音は遅延となって耳に届いてしまうので、音楽的には次の音と混ざってしまう、単に音を濁らすだけになってしまう。

実は、ライブ演奏を会場で聴いて音楽を聴いて楽しむ場合、一番影響を与えるのは「反射」らしい。

「オペラハウス」は、現代の「音楽ホール」とは建築的にかなり違う作りになっている。

まず、そんなに大勢の人数は入れず、現代の音楽ホールと比べると狭い。

そしてオペラハウスの壁には、やたらと豪華な装飾が施されてゴチャゴチャしている。

王族や貴族、上流階級のただの贅沢と思っていたが、実はそのごちゃごちゃした壁が、届いた音を四方八方に分散させることによって、反射の音、所謂「こだま」による余計な音を抑制しているのだ。

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