そもそも、僕の趣味が「音楽鑑賞」(ピュアオーディオ)なので、次は、その視点から書いてみたい。

ベートーヴェンのピアノソナタ、「月光ソナタ」の第3楽章を初めて聞いたのは、実はこれだった。

再生回数がすごい!

この動画をたまたま聴いてゾクゾクした。

多くのギタリストがご自慢のテクニックを駆使してアレンジして弾いている。思いがけないフレーズが出てくると思わず「か、カッケー!」と叫んでしまう。

ちなみに、僕は中学生の頃にフォークギターをちょこっと弾いただけで、エレキギターは弾けない。

そして、ファジルサイのベートヴェンのピアノ・ソナタ14番第三楽章を聴いたときも同じ感想だったのだ。

なんだこれ、ロックかよ! 「か、カッケー!」

https://wmg.jp/fazil-say/discography/22184/


もともと趣味の音楽鑑賞としてはジャズ、ロック専門(最近はブルースにどハマり中だが・・・)である。

オーディオも、スピーカーは「JBL4312」、アンプは「SANSUIのα907」といった、繊細なクラシックではなく、元気なジャズ・ロック系に合うといわれるシステムである。

クラシックはブルックナーやマーラーの「交響曲」はたまに聴くこともある程度で(地味な?)ピアノ・ソナタにハマることはなかった。

「ピアノに対する造詣が浅い」といわれればそれまでなのだが、「バックハウス」「ケンプ」「シフ」「ポリーニ」「内田光子」などなど、その道では大御所と言われるようなピアニストの演奏を聴いてもなんとも感じるところがなかった(グールド、ホロヴィッツ、グルダを除く)。

しかし、Apple Musicでベートヴェンの8番「悲愴」のプレイリストをつくって「聴き比べ」をしたところ、それぞれのピアニストの表現の違いがとても面白く、ベートヴェンのピアノ・ソナタにハマってしまったのだ。

こういう「聴き比べ」をすることが、ピアノの上達に効果があるのかそれとも邪魔になるのかについてはわからない。

しかし、元々の趣味が「音楽鑑賞」なのであって、この年から始めたピアノ演奏は単に趣味という「娯楽」の一つなわけだから、ピアノの上達云々については、実は「どうでもいい」のだ。

それよりも、多くのピアニストの「表現」を聴いてそれを「どう感じるか」の方が、僕にとっては重要なのであって、ピアノの練習のモチベーションになっているようである。


今は、ベートーヴェンの14番「月光」のプレイリストを作成している。ギターの印象が強くてハードロックとしか思えない第3楽章が聴きどころである。

ファジル・サイや反田恭平のこの第三楽章の演奏は、ロックギタリストの演奏よりも迫力を感じて「ゾクゾク」する。「ベートヴェン筋」を駆使し、第一関節「だけ」を自由に動かして微妙なニュアンスを表現しているのだろうか(このyoutubeの演奏は音源の差もあるのかイマイチ、AppleMusicの3大ソナタで聴く方が断然いい)。

AppleMusic(有料)
テレビ出演での演奏、男性アナの「かっこいいですねー」という感想はいいが、女性アナの「見せていただきました」ってなんやねん!?「魅せられた」とでも解釈しておこうか。

ただ、今更だけど、一番最初の「Tina」のギター演奏。二人のピアノ演奏を聴いた後に聴くと、淡々と弾いてるのがかっこいいのかもしれないが、「表現」としては迫力に欠けているように思える。

バックにリズム隊やサイドギターも入っているわけだから、この二人のピアニストのように、ギターでももう少し「劇的」「迫力」のある表現ができないものかと思ってしまう。まあ、希望をいえばキリがないのだが・・・。


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