Columbia Records
沿革[編集]
- 1888年 ノース・アメリカン・フォノグラフ(1888年に設立されるが、1894年には破産する)の子会社「コロムビア・フォノグラフ」として創立される。
- 1894年 アメリカン・グラフォフォン(1886年に設立)を買収する。
- 1897年 イギリス法人「英コロムビア」(今の英EMI)を設立する。
- 1906年 社名をコロムビア・グラフォフォンと改称する。
- 1927年 放送局「CBS(Columbia Broadcasting System)」を設立する。また(株)日本蓄音器商会(ニッポノフォンレコード製造。現・日本コロムビア)と提携し、日本国内でコロムビア・レコードの輸入発売を本格的に開始する。日本蓄音機のレコード工場で、コロムビアレーベルのレコードを製造。社名を日本コロムビアに変更するも、戦時中はニッチクレーベルとした。が、終戦でコロムビアレーベルに復帰。
- 1938年 子会社であったCBSに買収される。CBSコロムビアとなる。
- 1948年3月1日 LP盤を初めて商品化[2]。
- 1956年 ステレオ録音開始。
- 1958年7月1日 ステレオ・レコードを発売する(レスピーギ「ローマの松」ほか)。
- 1961年 LPレコードの高品質の印として「360°SOUND」のマークの使用を開始。
- 1967年6月30日 日本コロムビアとの提携を解消[3]。ただし、日本コロムビアにおけるCBSレーベルの使用権は提携解消後、1年間の猶予期間があった。
- 1968年
- 3月11日 日本でソニーとの合弁会社CBS・ソニーレコード(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント〈SMEJ〉)を設立。
- 6月30日 日本コロムビアにおけるCBSレーベルの最後の日本盤となる新譜としてジャッキー吉川とブルー・コメッツの10枚目のシングル『草原の輝き』を発売。
- 8月21日 CBSレーベルの日本盤の発売元が日本コロムビアから順次、CBS・ソニーレコードに移る。当初は洋盤のみの先行発売だったが、同年9月5日よりフォーリーブスのデビューシングル『オリビアの調べ/壁のむこうに』を皮切りに邦盤も順次、発売された。
- 1979年5月5日 デジタル録音開始(ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」メータ指揮ニューヨーク・フィル)。
- 1988年 ソニーがCBSレコーズ・グループを買収。
- 2004年 ソニーとベルテルスマンが合弁会社ソニーBMGミュージックエンタテインメントを設立。
- 2008年 ソニーがソニーBMGのベルテルスマン持分を取得、ソニーBMGを完全子会社化する。
- 2009年 ソニーBMGがソニー・ミュージックエンタテインメントに改称。