減債基金
減債基金について、日本語のウィキペディアがない!?。
https://www.mof.go.jp/jgbs/reference/appendix/hakkou13.pdf
財務省のサイト見てもわかるわけがない。
大阪維新の会が頑張って債務を減らした大阪府のサイトの説明
https://www.pref.osaka.lg.jp/zaisei/kosai2/gensaikikin.html
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英語版の方がとくに税収に特化して説明しているわけではなくわかりやすい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Sinking_fund
英語にすると「Sinking Fund]、日本語では「沈没基金」と訳される。
つまり、長期債務の返済にために積み立てらる基金で、その目的以外では遣う事ができない。
本来「沈没したお金」つまり「ほかに流用できない収入」ということである。
とくに平和な時期にも、さまざまな機会に臨時の経費が必要になり、政府はいつも、その経費を新税で賄うより、減債基金を流用する方が好都合だと考える。
新税を課せば、国民は多かれ少なかれ、その影響をすぐに受ける。
かならず不満のタネになり、ある程度の反対の声がある。
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これに対して、国債の償還を一時停止した場合には、国民にすぐに影響を与えることはなく、不満も反対もでてこない。
減債基金からの借り入れは、目先の問題を解決するためにいつでもすぐに使える簡単な方法になっている。
国富論第五編第三章 政府債務
毎年、赤字国債を発行して国債を償還し借り換えをしている国では、それは期限がある国債であってもほぼ「永久債務」といってよいだろう。
しかもそれは、国の主権者の「信用」を基にした「無担保」の債務であるから税収の使途は自由である。
したがって、減債基金は、沈没しないで流用する事ができる。
ということは、減債基金とは「その年の国の財政が、プラスかマイナスかを測る指標」と考えればわかりやすい。
プラスであれば減債基金は増加し、マイナスであれば減少するのだ。