ETFと投資信託
https://www.am-one.co.jp/pickup/nisa-guide/method-nisa/etf.html#anc01
ETFと投資信託の大きな違いは、上場しているか否かです。
ETFとは「Exchange Traded Fund」の頭文字を取った言葉で、日本語では「上場投資信託」と訳します。
ETFは取引所に上場している投資信託なので、投資家の判断で値動きを見ながらリアルタイムで取引を行えるという特徴があります。投資信託はETFよりも種類が多く、証券会社だけでなく銀行や郵便局などでも取り扱いがあるのが特徴です。
ETFのメリット
ETFの多くはパッシブ型ETFと呼ばれるもので、指数の動きに連動する運用成果を目指す投資信託です。そのため、インデックスファンドと同じく運用内容が分かりやすいというメリットがあります。
証券会社の口座を持っていれば、リアルタイムで売買できることもメリットでしょう。市場にとって重大なニュースが発表されたときに、取引時間内であればすぐに対応することが可能です。
ETFのデメリット
2023年9月1日時点のつみたてNISA対象商品248本の内ETFは8本と取り扱いが少ない。
新NISAでは成長投資枠を併用してそれ以外のETFに投資することも可能な点は付け加えておきます。
ETFは基本的に分配金が支払われる一方で、分配金を再投資する場合は自身で手続きを行う必要があります。
また、分配金を再投資した場合でも、税金が差し引かれる分、一般的な投資信託で分配金が支払われない場合より複利効果が小さくなる点にも注意が必要です。
信託報酬については、インデックス型の投資信託が0.5%程度だった頃はETFの方が低い傾向にありましたが、最近は信託報酬が0.1%程度のインデックス型の投資信託も登場し、その傾向も弱くなった。