採用計画に占める中途採用比率は過去最高の43.0%
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3041Y0Q4A330C2000000
中途採用を増やすための工夫について複数回答で聞いたところ「ダイレクトリクルーティングの導入」が55.4%、「リファラル採用の導入」が51.1%、中途退職者の交流ネットワークである「アルムナイ(卒業生)採用の導入」が25.1%となった。
少子化を背景に、長らく続いた新卒一括採用は限界にきている。硬直的な年功序列型雇用は企業の競争力を弱める一因になっている。社員のスキルなどによって処遇を決める柔軟な人材戦略が欠かせなくなってきた。
中途採用比率が高くなるということは、転職がしやすくなるということです。
そうなれば、労働者は自分にとってより条件の良い企業を求めて離職・就職を繰り返します。
つまり謂わゆるJTCの三本柱の一つ、終身雇用制度は形骸化することになるでしょう。
そして景気判断のファンダメンタルズの一つである「雇用統計」が重視され、米国のように株価の動向にも影響することになることでしょう。