日本政府の為替介入はあるか
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB27C8Z0X20C24A3000000/
政府の為替介入は、株式市場に影響を与えそうです。
史上最高値を更新してきた日経平均株価は、日本企業の生産性ではなく円安に支えられてきた面が大きいからです。
日本の輸出産業は、145円を程度に見込んで計画している言われてるので、為替介入によって円高に触れても企業業績に与える影響は比較的少ないと思っています。
しかし、株式市場はそう理屈通りには動きません。
日銀が金融政策の正常化して日米金利差が縮小する見込みが立っても、ドル円にほとんど影響しなかったように。
①財務省・日銀は本当に円買い介入を実施するのか
②介入が実施された場合、円安を抑止する効果はどの程度あるのか
為替介入の可否は財務省が判断し、日銀が代理人となる。
財務省は為替のボラティリティー(変動率)に基づいて判断していると強調してきた。
これまで為替介入をおこなってきた円安の変動ボラティリティは10〜15%以上、これを基準にすれば現在はまだ為替介入の水準には達していないと思われます。